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007 ジェームズ・ボンド

映画「007 スペクター」観てきました。

久しぶりの映画。

若い頃は洋画好きだったのですけど、フランスに来てからは、仏語で映画が全然分かんない。最後まで見終わって、「ぼんやりと大まかなストーリーが分かったかな?」状態で^^;;;。
言葉の細部が大切でしょ?

で、結局、見るのは単純明快なハリウッドスペクタクル映画になってしまう…でも、詳細は分からないから、要するに「『悪』をぶちのめして『正義』が勝ったわけね(棒)」「CGがすごかったワ」の感想しかなく、それもウンザリしてきて、ということで、ほとんど映画は見なくなりました。

それでもたまには映画館で映画観たいし、007ならシンプルだし、ということで。やっぱストーリーは大まかなとことしか分からないんですけど(3回観れば分かるかも)。

歴代ボンド役としては、初代ショーン・コネリーの存在感が凄すぎて、ロジャー・ムーアもがんばってはいましたが、私的には、まあイマイチ … 久々のショーン・コネリー主演の「ネバーセイ ネバーアゲイン」を見た時には「やっぱ彼だよね~」と思いました … でも、現在のダニエル・クレイグは、別物としてカッコよく、やっと初代を払拭できるボンドが出てきたって感じ。

普段のインタビュー映像見てても感じませんが、007映画の中の彼はロシアのプーチン大統領そっくりに見えちゃうんですよね …プーチンだったら柔道も黒帯ですし「あり得るよな~」って(笑) … っつ~か、プーチンさんは、KGB出身だし… ホンモノじゃん(怖)。

それに今の時代だったら、ショーン・コネリーよりダニエル・グレイグの方が合っている気もします。ショーン・コネリー・ボンドはある意味「完璧」すぎるのに対してダニエル・グレイクのボンドは弱さも併せ持っているのが見えてとっても人間的に見えます。…それも今風なのかな…。 で、終わり方も「ああ、「今」だな」と感じましたね。

ボンドガールも昔と違って現代的に我が強く「時代だなぁ…」と。 ボンドガールのお一人、イタリア女優のモニカ・ベルッチさん、1964年生まれとのことだからもう51歳になるのですね、彼女、以前は完璧な凄味すらある美女だったじゃないですか、ちょっとイザベル・アジャーニにも似ていましたし … で、今回知らないで見ていて、「え? これ、モニカさんに見えるけど? でもすごい老けた感じだし … え? 本人?」ってちょっとビックリ。最後のクレジット、目を凝らして見ちゃいました。

「こんなに殴られて何で大丈夫なの?」とか「こんな何年も埃かぶってたPCが何でスイッチ入れたとたん正常に動き出すの?」とか「こんなに顔割れててスパイなんてやってらんないだろ?」とか…まあ、とにかく、チャチャが入ってしまって、いやですね~歳喰うと…純粋に映画の中に入れなくなっちゃって…でも、やっぱり007はおしゃれで粋なアクション映画でした。脳内ではほとんどプーチン姿になっていたかも(笑)。

後は、スターウォーズを観て、今年は終わりかな? これもずっと観てなかったのですね、でも今回は最初に戻るということで、観たい! 今必要ない映画まで3Dになっていたりして、あれ、目が疲れるしイヤなんですけど、今回のは、大画面の3Dで観たいですね~(楽しみ!) 言葉が分からないのが辛いけど…ううう。









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by grandma2675 | 2015-11-30 20:57 | 日々の雑感

日本の宝 羽生結弦

フィギュアNHK杯の羽生結弦君のFS「Onmyôji」、SPとともに凄かったですね! 私は素人ですので細かい分析もできませんが、ただただ平成の陰陽師・羽生結弦に見入っておりました^^。ずっとず~っと見ていたかったです。(実際動画を何度も繰り返し見てるし…)

https://www.youtube.com/watch?v=v9_SqnxMM1s


彼、以前から、リンクの外での言動も凄いな、と感心しておりました。

今回のを見ていても、これは彼だけではないのですけど、日本の選手って、リンクから降りる時、必ずリンクに向かって頭を下げてるんですよね。これ、外国の選手で見たことない気がするのですけど、誰かいるのかしら? リンクに対する感謝の気持ちからなのでしょうね。

それから、今まで「血を吐くような練習をした」と言ってましたけど、「今」があるのが当人だけの力でなく、コーチからファンまで、支えがあってのことと常に周囲への感謝も忘れない。300点越えという驚異的な点をもらった時、オーサーコーチの腕をも上げておりました。自然に出た行動なのでしょうけど、そういうところに普段の心根が表れます。(他での)インタビューの時、他のプレゼントなどは丁寧に横に置いたのに、日の丸の旗だけは「これは下に置くことはできないから、誰か持ってて」って。まだ20歳なのに、こんなにいろいろなものを背負ってしまって大丈夫か、とも思うのですけど、(光が強く当たっている分いろいろ嫌なことも多いんだろうな、と想像しておりますが)きっと彼にとっては当たり前で、重荷などとは感じず、また背負うだけの力量もあるのだろうなと。彼は後輩に「出る釘は打たれるけど、出すぎる釘は引き抜かれるから、頑張ってね」と励ましたとか…。

最近、彼だけでなく、こう「日本を背負っている」と感じさせる、また言動も「若いのによくもまあ咄嗟にこういうそつのない受け答えができるな」と感心させられる若者がチラホラ出てきておりますが、いろいろなものが氾濫している中、若い人たちには、こういう人をひとつの理想の姿として学んでほしいですね、イヤ、もう老年突入の私自身もですけど^^;。



もう引退してしまいましたけどアメリカのジョニー・ウィアー選手も好きでした。羽生君、以前はもっと線が細い感じがして、彼と重なるようなところがあって、そういう意味でも、要するに私の好みだったのですけど、(実際、確か以前彼に衣装デザインをしてもらったこともあったと思いますが)、ジョニーはホモセクシュアルで、力強い振付でも彼らならではの女性的な感性や繊細さが読み取れるのですけど(←別にゲイを差別しているわけではありませんから、念のため)、でも羽生君は、あんなに細くて、かつ繊細な振り付けでも、男を感じるのですよね。真っすぐな日本の男の子だなって。目力半端ないですし^^。



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by grandma2675 | 2015-11-29 20:57 | 日々の雑感

パリその後2

今、フランス国旗が以前の3倍売れているそうです。

「団結」の思いを表すために、窓やテラスに掲げる人が増えているのだとか。

私は、正直、フランスが過去にやってきたこと、今現在やっていること、そして今回のテロ事件に関しても言いたいことは山ほどあるのですが、こういうところは純粋に羨ましいと感じます。

この非常時、野党もメディアも国民も…誰も政権の足を引っ張るようなことはしない。この機にうまい具合に大統領を失脚させて、あわよくば自分がその座に、みたいに背後から銃で撃とうとするような人間はいない。みんなで協力しましょうと。国会でも何度も国歌マルセイエーズが歌われているようでした。議員全員が起立して。

こういう国家の根本・安全保障問題に関しては与党も野党も一枚岩になる。フランス軍入隊希望者も増加中とありました。多くのフランス人にとって、実際にテロ被害にあわなくても、「フランス=自分」 で、自分自身が傷つけられたと感じるのでしょうね。



本日11月27日、アンヴァリッドで、国を挙げて、テロ犠牲者の追悼式が行われました。

…(略)… 政界関係者ら約1000人が参列。オランド大統領は「われわれは憎悪にも恐怖にも屈しない。犠牲者の死を無駄にしないよう、静かな決意を持って自由を守ろう」と演説した。

 式典では全員で黙とうをささげた後、約10分間にわたって犠牲者全員の名前が読み上げられ、国歌「ラマルセイエーズ」を斉唱した。会場近くで式典を見守ったパリの元宝石商、テルラン・ルネさん(74)は「9歳の孫娘ですら、今もテロの話をする。われわれが事件を忘れることは決してないだろう」と話した。…(略)…

大統領以下が参列しての式典で、ジャック・ブレルの有名な曲『愛しかない時(Quand on n'a que l'amour)』を歌って。(映像)  





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by grandma2675 | 2015-11-28 04:05 | 日々の雑感

大黒様

娘の注文で。

置ける3D大黒様。

ネットで大黒様の顔調べて、「こんなのできんのかいな?」と不安になりつつ、テキトーに顔考えて、頭の中で一生懸命組み合わせを考えながらテキトーに布切って … お手玉 …お手玉をテーブルの上にボテッと落としたあの感じをイメージしつつ、何度も挫折しそうになりながら、何とか作り切りました(汗)。豆が入っているから変な格好でもボテッと止まる …大黒様本来の顔とはちと離れてしまいましたが、結構カワイイです。…しかし何が難しいって左右対称にすることですね。曲がった線を引こうとすれば真っすぐになり、直線を引こうとすれば曲がってしまう不器用なワタクシゆえ、どうしてもできん。

御守りです。いらなくなれば中の豆は食べてくれちゃって、外枠は燃やして天に帰してあげてくれればそれでよし。「今はわけあってこの姿をしているだけじゃ」ってね。

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by grandma2675 | 2015-11-27 04:04 | 手作り

雨が降る

雨が降る。

雨は降る。

雨に降られる。

雨が降ってくれる。

雨に降ってもらった。

空から水滴が落ちてくる … 要はその自然現象を説明しているだけなんですけど、それが話し手の気持ち次第でこうも自在に変化する。… 「だから私は嬉しく思った」などの結論をいちいち書かずともそれを言った(書いた)人の心が透けて見える。…もちろん他の言語だって多少はあるのでしょうが、この自由自在性は日本語は群を抜いていると思います。(全部の言語知っているわけではありませんけど) …だいたい11世紀初頭に既に「源氏物語」という微妙な人間心理小説が書かれていたお国であります故 …それも女性の手によって。

日本語について討論されています。まだご存じでないお方、ラジオがわりに是非一聴くださいませ。いや、興味深い、という意味で面白いです。



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by grandma2675 | 2015-11-24 19:28 | 日本語・外国語

お米

前回のお弁当の話の続きです。

ここでは日本米が手に入りませんので、最初はタイ長米使っていました。しかしこれはパサパサで耐えられない。しばらくしてタイもち米も売っているのを見つけて、その2種を混ぜて炊いてみることにしました。カンボジアとかあそこら辺の人たちはもち米を食べるそうなのでそれで売っているのかも。とにかくこのタイ米ともち米の組み合わせは日本米みたいになってくれて「まあ、食べられるかな」…と。これがあったからこそ今日までフランスで何とか生きてこれた…^^;。

これだったら辛うじておにぎりもおスシも握れます。ついでにもち米ではお餅がつけます!

で、お弁当にはこのタイ米+タイもち米のごはん詰めたり、おにぎり作ったり … で、気づいたのです。これ、温かいときはおいしいのですけど、冷たくなってしまうと不味くて食べられたものでないのですよ(食べますけど)。 お弁当箱に詰めた白いだけのごはんはおいしくない。(だからしっかり味付けするようになりました) おスシを握っても出来立てはまあ美味しいですけど、お客様のために作り置きなどすると…フランス人は知らないから「お~っ、おスシっ、おいしい」と食べてくれてますが、内心ヒヤヒヤ。

で、分かったのですね。日本のお弁当文化って冷めても美味しい日本米だったからこそここまで発達して文化にまで昇華されたのだと。

こちらでイタリア産(だったと思う)の日本米も売っています。でもどうしても美味しいく感じられず、私にすれば、タイ米+もち米の方がまだマシなくらい。

フランス語でテロワールというのですけど、環境・土壌とでもいうのでしょうか? 要は種が同じでも、その地の水の質や天候によって質が決まってくるのですよね。

フランスワインの葡萄だって、隣同士の畑でもって一方は高級ワインとなり片方は平凡なものと成りえますから。土壌が質を決定する。

とにかく土壌がすごく大切なこと、冷めても美味しく食べられる日本のお米って凄いってこと、そんないろいろなことを異国の地でお弁当を作ることによって気づかされたのでした。

自分が幼稚園当時はお弁当持参で、お昼時のあいさつで「お父さんお母さん今日も美味しいお弁当をありがとう」というのと一緒に「お百姓さん今日も美味しいご飯をありがとう」とも言っていたと思い出しますけど、ホント、里帰りした時など「美味しいご飯をありがとう、いただきます!」って昔以上に心を込めて言えますワ。(もちろんタイ米だって感謝していただいておりますけどね)
しっかし自分がこんなにごはん党だったとはフランス来るまで知りませんでした。

【閑話休題】こちらにも、食器一揃え入った外食用籐カゴケースが昔からあったようなのですから、ルノワールの絵画などにも描かれているようにピクニック自体はあったのでしょうから、何なんでしょう? あれは貴族のもの? それなりに進化してよさそうなものですけど、う~ん?
庶民レベルでお花見や紅葉狩りなどが浸透していた日本だからこそのお弁当文化??? こちらのピクニックは前菜から始まる貴族の食事をそのまま外で展開する、というところから始まったのに対して、日本のは、握り飯ひとつ持っていく、という庶民から始まったということなのかしら? だからコンパクトな弁当箱などが発達していったと。幕の内弁当はお相撲鑑賞から始まったようですし…。
いずれにしろ日本独特のお弁当文化は日本米の存在と切っても切り離せませんね。パサパサタイ米ではおにぎり握れませんもの。







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by grandma2675 | 2015-11-23 05:07 | 日々の雑感

お弁当

フランスの小学校で初めて子供たちにお弁当を持たせた時の話。

こちらの学校は日本のと比べて行事がほとんどないのですけど、とにかく学校で遠足というか外出する日がありました。私も一緒にお手伝い半分でついていきました。

子供たちには、私としては普通の、日本式お弁当を持たせました。といっても食材は限られていますし大したものではありませんが、確か、タイ米ごはん+鶏のから揚げ+卵焼き+サラダ+フルーツなんぞを彩りよくお弁当箱に入れて、あと、水筒にはカルピス+デザートにお菓子 …みたいな感じ。それを小さなハンカチ風呂敷でナプキンと一緒に包んであげて。地面に敷く敷物も持たせて。

で、お昼時。みんなの驚いた顔ったらっ!!!!! こちらがびっくり。ワーッて一気に黒山の人だかり。先生までもが写真をパチパチ。

日本のお母さん方でお弁当作りのすっごい上手な人たくさんいますでしょう? 日本の保育園で、私はそういうの得意でなかったので「すごいな」と目を丸くしている方だったのですね。その私が、こっち来たら「うそでしょ?」っていうくらい賞賛の的になってしまって、「○○ちゃんのお母さんはランチの天才」って … 子供たちは中高になっても周囲から羨ましがられているようでした。「○○ちゃんのお母さんのおにぎりが食べたい」「コロッケが食べたい」って。

ちょっ…ワタクシごときのお弁当でそんなに褒めていただいちゃって、日本の、本当のお弁当の達人お母様のレベルを見せてあげたかったですよ。

で、私は私で、フランスの子たちのお弁当見て驚いてて。ハムを挟んだフランスパン+ポテトチップス+りんご丸ごと+コカ・コーラ … みたいな。「えええ~っ? ここはアメリカ?」って。

これ、約15年前の話。今ではBENTOと日本語がそのまま入ってきていますし、お弁当箱も人気で、自分でお弁当作って通勤しているようなフランス人も少なからずいるようです。前日の残り物詰めたりできて経済的だし、自分なりに栄養のバランスなども考えて作れるということで。…変われば変わるものです。

子供たちは既に成人していますが、いまだに「友人がお母さんのお弁当食べたいっていうから作ってよ」と時折催促されます。そうするとこちらも俄然やる気になってしまって、食材が限られているのが難なのですけど、お重箱に5人分くらいのお弁当作って持たせたりしています。

ところで、このお弁当作りで分かっちゃったことがあるのですね。それは次回に。



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by grandma2675 | 2015-11-22 10:03 | フランスの学校・日本の学校

ヘルメット

何かというと、ヘルメット。

次女のBFがモトクロスやってて、誕生日プレゼントに。

若い男の子のプレゼントってホント困ります。本当に欲しいものなんていったらとんでもない値段のものになってしまいますし、別にまだ義理の息子というわけでもありませんし…。

ということで、「フェルトでマスコットでも作るから何がいい?」と次女に聞いたら「う~ん。ヘルメット?」

簡単に言ってくれちゃって、モトクロスのヘルメット、ネットで見たら「なんじゃこれ~っ?」の複雑な色使い …これでもすっごい苦労して作りました。細かいし、両面あるし。

で、あげたら「何、これ?」って、娘とBF、ふたりで大笑い。

「ヘルメットだよっ! 見えんかい?」って。

安全ピンでどこかにぶら下げられるように苦労して作ったのに、ぶら下げてくれない。まあ、チョコンと飾り棚の隅に置いてくれているようなので、ま、いっか~。

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by grandma2675 | 2015-11-21 05:24 | 手作り

かりんゼリー

かりんゼリーというのかなぁ…? 仏語では、Pâte de coings(パット ド クワン)と言います。

かりんと砂糖だけで作ります。かりんの果肉と同量の砂糖だけで作るホントに甘いお菓子。かりんは山ほど採れるし夫が大好きなので頑張って作っていたのですが、私自身はあまりに甘いので苦手だったのですよね。ですけど最近好きになってきました。一回に一口食べればそれで充分なのですけど、疲れた時など「ちょっと甘いものがほしい」という時に最適。かりんですから喉にもいいのでしょうし。この作り方は日本人ご存じないと思いますよ。ネット見ても全然ヒットしませんから。

作り方は簡単 … ですけど、エネルギーがちょっといる…のですね。

① かりんをザクザク切って鍋にぶち込み、捨てずにとっておいた中央の種部分は袋に入れて、それも鍋に入れ(この種部分にペクチンが多量に含まれ、この種部分を入れるというのがポイントなんだと思います)、水をヒタヒタに注いで柔らかくなるまで煮る。

※袋は自分でサラシで縫いました。いろんな果物に使っているので写真の袋の色は汚くなってますけどキレイです^^。

② 種部分は捨て、柔らかくなった果肉をザルにあけ、汁を切る。(汁は同量の砂糖で煮詰め、別にかりんゼリーを作る)

③ 果肉をフードプロセッサーでドロドロにして、そこに同量の砂糖を加え(ついでにレモン汁でも)、火にかけ、ひたすらかき混ぜて水分を飛ばす。すぐ焦げるので、そこの熱い鍋の方がよい、そしてひたすらかき混ぜる。

これが大変なんですね。30分とか1時間とか、こってりしてくるまでひたすらひたすらかき混ぜる。表面はマグマみたくボコッボコッってなっていて、熱い果肉が周囲に飛び散ります。火傷しますから、私は割烹着で手首まで隠してそのうえオーブン手袋をして、遠巻きに手だけ伸ばしてかき混ぜてます…焦げ付かないよう底までしっかりかき混ぜるので…これがエネルギーいるんですよね…。

ヘラでなべ底をこすると底が見えるくらいに果肉がドロリとしてきたら、お皿に砂糖を敷いてその上に流します。で表面にも砂糖をまぶして、乾かします。腐るものではないので何日でもそのまま干しておく。

で、適当な大きさに切って、きれいに砂糖をまぶし直して入れ物の中へ。カロリー高そうですけど、常温で置きっぱなしで大丈夫ですし、疲れた時などの一口はホントにおいしい。で、羊羹みたい感覚で緑茶にも合うんですね~、意外や意外。

凝縮されたかりんと砂糖だけですから、見るからに身体にも良さそうですし。かりんとエネルギーのある方は是非お試しあれ。

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おまけのゼリー

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by grandma2675 | 2015-11-20 01:12 | フランスの田舎暮らし

おかあさん

私の夫(フランス人)は私のことを「おかあさん」と呼びます。(もちろん日本語の)

これでも若い頃はつっぱってて「私はあなたの母親じゃないのよ。名前で呼んでよ」…と、女性雑誌の受け売りそのまま。でしばらく名前で呼んでくれてましたが結局「おかあさん」に落ち着いてしまう。この言葉の響きが大好きなんですと。こっちも「まあ、いっか~」と。

それから「おかあさん」についていろいろ知りました。

ある神主さん曰く、
「お母さんの「か」という字はどういう意味かというと、すべての命を包み込むという意味なんですね。母親というのはすべてのものを子供に伝えるんですから、母親の体というのは丈夫な子供を産んで育てて、すべて自分の持っている命を子供に伝えるようにできているんです。これが「お母さん」なんですよ。だから、すべてを含んでいるのが「か」なんです。命をくださることがお母さんです」

またある方の説では、
「か」は「カッカと燃える」とか熱いエネルギーの中心。「おかあさん」はその家族の暖かい太陽のような中心の存在なんですね。「おとうさん」はそれに等しい存在。

いずれにしろ日本語の「か」は「カミ」の「か」でもありますしとても大切な音で、「おかあさん」はとても偉大な存在って意味だったのです。(なんでこういうことを学校で教えてくれないのでしょうね?)


私たち日本女性は、相手から見た立場によって「○○ちゃんのおかあさん」になったり「××さんの奥様」なったり呼び方が変わるが、自主性がなさすぎる。独立した個人としての「名前」で呼ばれよう云々…「母」でもなく「妻」でもなくいくつになっても私は「女」云々 … 私が若い頃から既に女性雑誌などでも散々言われ、その洗礼を受けてき、また今も洗脳され続けていると思いますけど、こういう言葉の根源的な意味を知ってしまうと「自分は今までなんと表面的で下らない屁理屈に取りつかれていたのだろう」と… ホント、そういうのに踊らされていた自分のアホさ加減が恥ずかしく。意味を知ってからは「おかあさん」と呼ばれると逆に愛を感じて嬉しい^^ … で、今日まで続いて○十年。

今、ご主人どころか子供までも自分のことをわざわざ名前で呼ばせているお母様もおりますよね? 子供にとって「おかあさん」は世界中でその彼女ただひとりしかいないのに …。

フランスにもおります。というかこちらの方が先なのかな? 小さな子供にママンじゃなくて名前で呼ばせてるの。ちなみにフランス語の母は、ラ・メール。綴りは違いますけど海もラ・メール。ラ・メール(母)の語源は絶対「海」にあると思うのですよね。「イノチ」の源である「ウミ」。こんな素晴らしい言葉を家族に使わせないって。

自分のことを「おかあさん」と呼んでくれる家族がいる。それは天に感謝すべきひとつの奇跡であって、その前では、「私は<オカーサン>じゃないし<オクサン>じゃないし、ケッコンしたってコドモがいたっていくつになったって△△っていう個人で、女として輝き続けるのよっ」…な~んでいう主張は、本人は時代の先端を行っているつもりなんでしょうが、傍から見れば卑屈なエゴイズムにしか思えません。








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by grandma2675 | 2015-11-19 00:54 | 言葉・本・まんが