カテゴリ:フランスの田舎暮らし( 29 )

擬態する蜘蛛

黄色い花の色に完全に擬態して待ち伏せ、ミツバチを捕らえる蜘蛛。

初めて見ました。蜘蛛が色を変えるなんて。すっご~いっ! 調べたら、アキノキリンソウカニクモ(Goldenrod Spider)という名前だそう。

ついでに、この花は、夕方から夜にかけて花開く待宵草。見ていると、丸まっていた花びらがポロリと一枚ほどけて、しばらく待っているとパッと一挙に花開く。翌日にはしぼんでしまう一夜限りの命。

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by grandma2675 | 2016-08-15 18:03 | フランスの田舎暮らし

返ってきた車

先日壊れた車のこと書きました。

あれ、10日後やっとこ戻ってきました。

田舎暮らしで車一台もなくて、マジ、困った…。

何度もガレージ、修理工場に電話して、こちらから。

送られてきた部品が間違っていた、週末は休日だから、今はバカンス中だから、
部品が送られてこない、修理する人間がいない、うんたらかんたらうんたらかんたら。

翌々日にはできるはずが、結局10日かかった…まあ、よくあることなんですけど。

なんで注文した部品が間違って送られてくるの?

バカンス中だから、これでも早い方だと言われた。ラッキーだったと。

よくある話なんですけどね、まあ。




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by grandma2675 | 2016-07-25 21:38 | フランスの田舎暮らし

7月14日

日本では「革命記念日」として知られている7月14日。

私の住んでる村では、年に一度この日に村人が集まって食事をします。この集落の半分は同族みたいものでけど。フランスの村には、回覧板もなければゴミ当番もない。村人全員で川掃除があるわけでもなし…普段は全然つながりがありません。まあ、要するに気の合う人だけと付き合っていればそれでよし、みたいな。

そんな人たちがこの日に集う。といっても招待されない人たち、あるいは自分から拒否している人たちもいて…世界中どこでも人間関係は難しいものですーー;。

でまあ、ワイワイガヤガヤ、イノシシの肉なんぞ焼いて、食べる。12時ごろから集まりだして、アペリティフから始まってダ~ラダラダ~ラダラ、食事が始まるのは2時過ぎから…遅いっ! それで食べ終わったら一度家に戻る人、そのままダラダラおしゃべりしたりしている人などダ~ラダラダ~ラダラ、で夜8時ごろから今度は昼食の残り物での夕食が始まります…私たちはお昼だけいただいて帰ってきてしまい、夜は夫だけで「人付き合い、これも義務」と出かけていきます。ワイン飲んでサラダ食べて煮込んだ豆にイノシシのマスタード焼き食べてチーズ食べてデザート食べて…もうお腹がっ! 後は寝るだけで、とてもとても夕食まで付き合いきれません…こういう時「この人たち、ホント、肉食人種なんだなぁ」とつくづくしみじみ。日本人の胃ってヤワ。美味しいけどお腹がもたれちゃって。夜は必ず正露丸。日本人化している夫も正露丸。

な~んてやっていていたら翌日のニュースで、ニースのトラックテロ。全然知りませんでした。
前日7/13、南フランスの大きな街に住む娘と「明日は花火の打ち上げがあるから楽しみ」と電話で話をしていたところ。
今フランスは厳戒態勢で、サッカー試合など大きな催し物があるところではひとりひとりボディチェック、軍人や警官などどこの街中でも歩いています。今回のニースだって当然警備は厳しくなされていたでしょう。さすがに外の道路で海上での花火の打ち上げを見物する人たちをひとりひとりボディチェックすることは無理でしょうし、その場はともかく道行く車をどこも完全にストップさせることは無理。
大型ダンプが突然突っ込んでくるというのは、運転手個人の居眠り運転などの不注意事故と同じで、あらかじめ防止することは不可能です。群衆の中に突っ込んできたのですから。
犯人についてはまだ調査中ですが、失恋して鬱だった、とか、イスラムとは無縁の生活をしていたが最近様子が変わり突然飲酒やダンスをやめ、ひげを伸ばし始めるなど、過激化の兆候とも受け取れる行動に出ていた、とか … これって、失恋など個人的な理由での、周囲を巻き込んでの自殺なのか???とも。でも表面上はISISテロに見せかけたかったとか??? 個人的な理由で車でそこらの店にでも突っ込んで他人を巻き込んでの迷惑自殺でも「ISISIだ」と書いておけば「テロ」になってしまう。巻き込まれた方はたまったもんではありません。また単なる個人的な行動をテロ組織が逆に政治利用するやもしれず…もう何が何だか。分かることはただひとつ。今回の事件は、たまたまニースだっただけで、娘のいた街で起こっていたかもしれない。どこでいつ起こってもおかしくないし、それにたまたま巻きもまれてしまう確率は俄然高まったと言えるでしょう。シャルリーエブド社爆破テロのように特定の者を標的にしたものではないので。





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by grandma2675 | 2016-07-21 04:05 | フランスの田舎暮らし

一期一会 【追加】あり

いつもキモノ着ています。ったって、夏だし浴衣だし半幅帯でチョチョイと結んでるだけだし裸足で下駄だし…家にいる時は、伊達帯だけでも平気だし。どうせフランス人分からないから。「わ~、カワイ~」とか言われるし…。

さて先日、買い物途中、買い物も最短で15キロ離れた町まで車で行かねがばならないのですけど…その途中で、突然車のエンジンの熱が急上昇して、パパンッと音がして、煙がモクモク~。

ウチはいつも中古車で、いつもトラブルに見舞われてて(こちらの話では、フランス車は新車でもトラブルはあるとか…)いいかげんウンザリしていました。でも今回のは娘から買い受けた車で、あまり走ってもおらず、身内だから安心してもらったのですね。なんせ車なんて知らないので買う時どこを注意しなければならないのか全然分からないので。へーきで騙されちゃいそうだから。

ところが、ウチは、特に、PCなどの先端技術が大嫌いで「生きる化石」と言われている夫から、「アンチ先端メカ」オーラが出まくっているのではと疑っているのですが … それまで大丈夫だったものがうちに来たとたん壊れるっ(爆)。
で、そのせいかどうかは知りませんが、乗り出して気分良かったのも数回、突然、パパン、パパンッと。爆発するかとビビった…。

慌てて、何とか道路沿いの草むらに場所見つけて緊急停車。夫が保険会社と電話でやりとり。そしてレッカー車が来てくれるのを待っていました。

私は一緒にいるとイライラするので、(もういいかげん車にはウンザリしている)ちょっと離れた草むらの中の日陰に買い物袋を敷いて、そこに座って本を読んでいました。いつ何時何があってもいいようにいつも本は持ち歩いているのです。時間を潰せるように。禅ですね、禅。レッカー車だっていつ来てくれるのか分からないですから。

そしたら、道路でレッカー車を待っている夫が誰かと話し始めてる。草むらからチラ見するとリュック背負った外国人旅行者のよう。下手な英語で一生懸命説明している大きな声がこちらまで聞こていました。夫と英語でしばらくやりとりをしているようでしたが、「えええ~?」という夫の声とともに私を呼ぶ大声が。

「はぁ?」と草むらからもそもそ出ていくと、今度はその旅行者が「ええええ~?」と。
「何でこんなとこで、キモノ着た日本人に会うの~? 日本にいたって会わないのに~!!!」とひっくり返った声の日本語で。彼、日本人のバックパッカーだったのですね。

彼の方も、フランス人の夫の話す英語の中に、「えっと~」とかチラチラ日本語が混じっているので「???」状態だったようで。

何でも数週間前日本のTVでこの地方が紹介されていたそうで、キレイだったからついでに寄ってみたそうで。でも車道ばかりじゃ危なくてしょうがないから、林の中の歩道を探していたのだとか。夫が近くにあった家のおばさんに訊いてあげて、無事道を見つけられました。

彼と別れて、しばら~くしてからレッカー車がやってきて一番近いガレージに車を持って行ってくれました。部品がくるのが、たぶん、今日(火曜日)… これ、先週の木曜日の話。たぶん、ってことはまだかかるかもしれず。

帰りは家まで保険会社負担のタクシーで帰れましたけど(これだって1時間待ち。でもタクシーの運転手に早い方だって言われました。6時間待たされた人もいるとか)、さて、ガレージまでどうやって車取りに行こう…こんな田舎だとタクシーだってバカにならない料金だし。

っつ~か、車なしじゃどうにも動けないのですよね。はやくしてくれなきゃ困るし。

しかし、こんなド田舎の、たまたま止まった道路脇で、たまたま話しかけてきた人が日本人って…奇遇ですねぇ。

【追加】故障車、ガレージの方から電話があるはずなんですけど、そんなの当然(!)信じられないから、こっちから問い合わせ電話。そしたら、取り寄せた部品が間違っている~っ!!!!! ってことで…いつ車戻ってくるんや~っ!





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by grandma2675 | 2016-07-12 21:16 | フランスの田舎暮らし

ミツバチ2

先日の、ミツバチのESSAIM、無事我が家の巣箱に落ち着いてくれました。

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写真の通り、なぜが巣箱に入ってくれず、翌日も、夫が手を替え品を替え…例えばハチミツを中に入れてみたりいろいろ … そしてやっとこ入ってくれた。たぶんこのまま落ち着いてくれるでしょう(希望)

でも、ハチの習性も面白い。水をシュパシュパスプレーでかけてやったら、一瞬で、頭を下げ、羽で後ろのハチの頭を覆うのです。全体が一斉にそれをやる。突然雨が降ってきたりするとそうやって雨に濡れるのを防ぐのですね。 初めて見ました、面白い。

【追記】居ついてくれた…っと思っていたら、翌々日…みんな、行っちゃった~っ! 百匹くらい残っているみたいですけど、みんな行ってしまいましたぁ(涙)。 どこが気に入らなかったの? ううう。
あんな大きいの、初めてだったのに。残念無念。ちなみに塊になって飛んでいるの見たことありますけど、何万匹がグルングルン、竜巻みたく渦を巻きながら、すごいスピードで飛んでいくのです。
それにしても…ううう。残念。










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by grandma2675 | 2016-06-22 22:57 | フランスの田舎暮らし

ビスクドール

頂きもののビスクドール。

身長40㎝。ノミ市で見つけたのだとか … アンティークドール?

籐製の箱の中に、人形と、着せ替え用ドレス3着、ドレスと共布で作られたそれぞれ3つの帽子とバック2つと日傘1本。下着もつけてるし靴もちゃんと履いているのです。

一つの箱の中にきっちり納まるというのがとても気に入っていて。小物入れ用の引き出しもついている優れもの049.gif

こういう感じの市松人形が目下の夢。

子供の七五三の時の着物布で着物と帯作って。このビスクドールのように藤あるいは桐製の箱にきっちりと納まるような市松人形。着せ替え用着物もあったら尚ヨロシ。

顔としては、大正から昭和にかけて活躍したという人形師・光龍斎の人形の顔が気に入っているのですけど … こんなの頼んだらめちゃくちゃお高いんでしょね … だから見果てぬ夢なのかな …。

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調べてみると、ビスクドールって市松人形の影響もあるんですね。

「元は衣服の宣伝用にミニチュア版の衣装を着させる目的で作られた観賞用の人形(大人の女性の姿をしたファッションドール)だったが、1855年のパリ万国博覧会に出品された市松人形の影響や、新富裕層の台頭などの社会的事情もあいまって、子供の姿をしたベベドールが登場した。

可動性の高いコンポジションボディのドールが作られ、玩具として量産された」







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by grandma2675 | 2016-01-28 05:37 | フランスの田舎暮らし

お雛様

今年も3月の雛祭りの頃は不在になりそうなので、

今のうちにお雛様を飾っておくことにしました。

去年に続いて2年もしまったままでは可哀想なので。

私が生まれた時のもので、もう半世紀以上のボロッとした年代物。

子供の頃はよくこれでお人形遊びしちゃっていました。

菱餅は、パトダマンド (pâte d’amande) マジパンで。


家具類を骨董市で見つけては買い足したり、

頂きモノの雛人形やら子供の作った雛人形やらも加わって、

なんかゴソゴソした感じに。

人形遊びが大好きだったので、この歳になっても眺めていて飽きることがありません。

皇族方の、宮中祭祀など正式なお召し物はこの平安朝で、それが21世紀の現代まで受け継がれているというのは凄いですよね~。

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by grandma2675 | 2016-01-27 05:11 | フランスの田舎暮らし

冷蔵庫

人から譲り受けた冷蔵庫。もらってから既に10年ということは相当な年代物。しかしここ数年は、冷凍庫の扉は壊れちゃってガムテープで補修して、だからよく効かないし、棚部分もひびが入ってしまってガムテープでとめてあるし … ゴム部分がバカになっちゃっててちゃんと閉まらないから冷気が逃げるし … という状態でして。

で、昨日やっと買いました。スーパーの電化製品売り場に50%OFFとかで手頃な値段のがあったので。

だけど運んでくれないから、イヤ、くれるのですけど1㎞=1ユーロ(約130円)だそうで、我が家まで25㎞あるし。ということで今日、夫が車にトレーラーをくっつけて取りにいきました。

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「わーい、来た来た」と喜んだのもつかの間、扉が開く向きを逆にできると確認して買って、説明書を読むけど、ど~してもできない … 「ど~してこう、ひとつひとつ突っかかるのかな(爆)」と喜びも半減。メーカーのアシスタントに電話して。この電話代だって日本と違って此方持ち。で、スペシャル番号とかで割高だし。… そんなあんなで持ってきたのは午前10時頃だったのに無事ドア向きを変えて設置できたのは午後4時頃 … もう疲れたっ。

こういうことって、日本だったら家まで運んでくれてちゃんと設置までしてくれるんじゃないのですかね???

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今までのより幅が細く、キッチンテーブルとの間に隙間ができてしまったので夫に急きょ頼んで板をつけてもらいました。手頃な板がなかったとかで、ストーブ用薪を適当に削って作ってくれました。
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とにかく新しい冷蔵庫になって良かったデス、マル。





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by grandma2675 | 2016-01-22 05:01 | フランスの田舎暮らし

どんど焼き

今日は1月15日。

我が家の庭で、自家製どんど焼き。

フランス人の夫は昔禅僧でもあった人なので。

お正月のお飾りだけでなく、ゴミ箱に捨てるに捨てられないものってありますよね。

そういうの1年を通して箱に入れて置き、毎年この日に燃やして、天に帰してあげます。ついでにクリスマスツリーもこの時一緒に燃やしています。

宗教的な意味があるのでしょうが、そういう現実的な意味でも実に合理的。

気分スッキリ。

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by grandma2675 | 2016-01-15 22:20 | フランスの田舎暮らし

お正月

昨日は村の老夫婦のうちに新年のご挨拶に行ってきました。

こちらは、クリスマスがメインで、お正月は特に伝統的なものは何もなく、どうも寂しいのですが…。

もう80歳代のご夫婦で、こちらも留守中の動物の世話をしたりするのですが、いつも野菜や肉(!)なんぞをくれる昔の素朴な良きフランス人って感じ。

日本の田舎でもそうでしたけど、もちろん若い世代ともつきあいますけど、戦前のこの世代はやっぱ人情があるというか、話も合うし好きです。みんながみんなとは言いませんが、影響受けたのはやっぱこの世代の人たち。

フランスは進んでんだか遅れてるんだか、村人の共同作業は一切ありません。ゴミは公共のゴミ収集車が来て、だいたい分別も「リサイクル」と「その他」の2種類しかないし、その後のゴミ収集場所の掃除なんてのはありません。夏の草刈りも道路沿いは公共の草刈り車が来てガ―ッと刈っていく。村人はやる必要なし。回覧板もなし。だから付き合いたい人と付き合うだけの世界。

この老夫婦はお百姓さんですけど今でも毎週日曜日は夫婦でダンスをしにいくのが日課。後、農協みたいな仲間でささやかな旅行したり。一族も友人たちもみんな近場にいて、私たちはいつだって「異邦人」なので、こういうの本当にいいなと羨ましいです。もちろんそれゆえの人間関係の大変さはあるのでしょうけど。

シャンパンあけてくれて、ケーキ食べて … この歳になると、死んだ人病気の人そんな話がメインになってしまいますけど、でも同時に政治の話も普通にできるし … で、結構マトモというか、若い人になるとやれ人権だ差別だ自由だと頭でっかちな人も多い中で、やっぱ地に足がついているというか、移民問題についても、ゲイカップルの結婚なんてのに関しても、笑いながらも、私たちにとっては「普通」で「常識的」で … ホッとします。





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by grandma2675 | 2016-01-03 23:42 | フランスの田舎暮らし