擬態する蜘蛛

黄色い花の色に完全に擬態して待ち伏せ、ミツバチを捕らえる蜘蛛。

初めて見ました。蜘蛛が色を変えるなんて。すっご~いっ! 調べたら、アキノキリンソウカニクモ(Goldenrod Spider)という名前だそう。

ついでに、この花は、夕方から夜にかけて花開く待宵草。見ていると、丸まっていた花びらがポロリと一枚ほどけて、しばらく待っているとパッと一挙に花開く。翌日にはしぼんでしまう一夜限りの命。

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# by grandma2675 | 2016-08-15 18:03 | フランスの田舎暮らし

満州人

B&Bをやっております。今は一番忙しい時。いろんなお客さんがいらっしゃいます。今までのところみんないい人たちばっか。

先日のお客さん家族。ご主人はフランス人で奥様は東洋人。で、後小学生の娘が一人。

奥様、赤ん坊の時にフランス人の養女になったとだとかで、完全にフランス人生活。

でもやっぱ、自分のルーツって知りたいんですよね。普通に育った人には分からない思い。

で、父親はシナ人と満州人の混血で、母親はシナ人と日本人の混血だったのだとか。一度だけ会うことができたらしい。
父親は戦後、たぶん彼女の年齢からしてそうだと思う、中国へ来たけど中国が大嫌いで満州の山奥へ帰ってしまった。。。のだとか。母親はその後フランス人と結婚したらしい。初対面でそんな深い話をこちらから聞くわけにもいかないので、彼女が話すのを「へぇ」と聞いているだけなのですが。

しかし、ここで「満州人」という言葉が出てきて驚きました。年代から言って彼女の父親のいう満州って、日本と一緒に建国した満州国のことですよね? 今時こんなところで「満州人」なんて聞こうとは!

だいたい万里の長城は今中国国内になっちゃていますが、あれ、もともとは外敵から守るためのもので、あそこから外は満州だったのです。今、もう満州人は絶滅寸前民族と化しておりますが。

中国4千年の歴史なんて大嘘です。あそこは、ほとんど北方民族によって王朝が建てられた。今の中華人民共和国は一応(一応と言っておきます。説明すると長くなりますから)シナ人王朝ですけど、その前の清国は満州人王朝でした。明は一応シナ人。元はモンゴル人王朝。唐も隋も北方民族王朝です。
あの地に、日本の万系一世の2600年続いた皇統のようなものは存在しません。

で彼女の名前、フランス名の他にも東洋名(?)があって、なんと「オキナワ」。「はぁ?」と聞き返してしまいました。きっとお母様の方の日本人は沖縄出身の方だったのですね。望郷の念を子供の名前に託したのでしょうね。




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# by grandma2675 | 2016-08-01 19:32 | B&B(民宿)

返ってきた車

先日壊れた車のこと書きました。

あれ、10日後やっとこ戻ってきました。

田舎暮らしで車一台もなくて、マジ、困った…。

何度もガレージ、修理工場に電話して、こちらから。

送られてきた部品が間違っていた、週末は休日だから、今はバカンス中だから、
部品が送られてこない、修理する人間がいない、うんたらかんたらうんたらかんたら。

翌々日にはできるはずが、結局10日かかった…まあ、よくあることなんですけど。

なんで注文した部品が間違って送られてくるの?

バカンス中だから、これでも早い方だと言われた。ラッキーだったと。

よくある話なんですけどね、まあ。




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# by grandma2675 | 2016-07-25 21:38 | フランスの田舎暮らし

7月14日

日本では「革命記念日」として知られている7月14日。

私の住んでる村では、年に一度この日に村人が集まって食事をします。この集落の半分は同族みたいものでけど。フランスの村には、回覧板もなければゴミ当番もない。村人全員で川掃除があるわけでもなし…普段は全然つながりがありません。まあ、要するに気の合う人だけと付き合っていればそれでよし、みたいな。

そんな人たちがこの日に集う。といっても招待されない人たち、あるいは自分から拒否している人たちもいて…世界中どこでも人間関係は難しいものですーー;。

でまあ、ワイワイガヤガヤ、イノシシの肉なんぞ焼いて、食べる。12時ごろから集まりだして、アペリティフから始まってダ~ラダラダ~ラダラ、食事が始まるのは2時過ぎから…遅いっ! それで食べ終わったら一度家に戻る人、そのままダラダラおしゃべりしたりしている人などダ~ラダラダ~ラダラ、で夜8時ごろから今度は昼食の残り物での夕食が始まります…私たちはお昼だけいただいて帰ってきてしまい、夜は夫だけで「人付き合い、これも義務」と出かけていきます。ワイン飲んでサラダ食べて煮込んだ豆にイノシシのマスタード焼き食べてチーズ食べてデザート食べて…もうお腹がっ! 後は寝るだけで、とてもとても夕食まで付き合いきれません…こういう時「この人たち、ホント、肉食人種なんだなぁ」とつくづくしみじみ。日本人の胃ってヤワ。美味しいけどお腹がもたれちゃって。夜は必ず正露丸。日本人化している夫も正露丸。

な~んてやっていていたら翌日のニュースで、ニースのトラックテロ。全然知りませんでした。
前日7/13、南フランスの大きな街に住む娘と「明日は花火の打ち上げがあるから楽しみ」と電話で話をしていたところ。
今フランスは厳戒態勢で、サッカー試合など大きな催し物があるところではひとりひとりボディチェック、軍人や警官などどこの街中でも歩いています。今回のニースだって当然警備は厳しくなされていたでしょう。さすがに外の道路で海上での花火の打ち上げを見物する人たちをひとりひとりボディチェックすることは無理でしょうし、その場はともかく道行く車をどこも完全にストップさせることは無理。
大型ダンプが突然突っ込んでくるというのは、運転手個人の居眠り運転などの不注意事故と同じで、あらかじめ防止することは不可能です。群衆の中に突っ込んできたのですから。
犯人についてはまだ調査中ですが、失恋して鬱だった、とか、イスラムとは無縁の生活をしていたが最近様子が変わり突然飲酒やダンスをやめ、ひげを伸ばし始めるなど、過激化の兆候とも受け取れる行動に出ていた、とか … これって、失恋など個人的な理由での、周囲を巻き込んでの自殺なのか???とも。でも表面上はISISテロに見せかけたかったとか??? 個人的な理由で車でそこらの店にでも突っ込んで他人を巻き込んでの迷惑自殺でも「ISISIだ」と書いておけば「テロ」になってしまう。巻き込まれた方はたまったもんではありません。また単なる個人的な行動をテロ組織が逆に政治利用するやもしれず…もう何が何だか。分かることはただひとつ。今回の事件は、たまたまニースだっただけで、娘のいた街で起こっていたかもしれない。どこでいつ起こってもおかしくないし、それにたまたま巻きもまれてしまう確率は俄然高まったと言えるでしょう。シャルリーエブド社爆破テロのように特定の者を標的にしたものではないので。





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# by grandma2675 | 2016-07-21 04:05 | フランスの田舎暮らし

一期一会 【追加】あり

いつもキモノ着ています。ったって、夏だし浴衣だし半幅帯でチョチョイと結んでるだけだし裸足で下駄だし…家にいる時は、伊達帯だけでも平気だし。どうせフランス人分からないから。「わ~、カワイ~」とか言われるし…。

さて先日、買い物途中、買い物も最短で15キロ離れた町まで車で行かねがばならないのですけど…その途中で、突然車のエンジンの熱が急上昇して、パパンッと音がして、煙がモクモク~。

ウチはいつも中古車で、いつもトラブルに見舞われてて(こちらの話では、フランス車は新車でもトラブルはあるとか…)いいかげんウンザリしていました。でも今回のは娘から買い受けた車で、あまり走ってもおらず、身内だから安心してもらったのですね。なんせ車なんて知らないので買う時どこを注意しなければならないのか全然分からないので。へーきで騙されちゃいそうだから。

ところが、ウチは、特に、PCなどの先端技術が大嫌いで「生きる化石」と言われている夫から、「アンチ先端メカ」オーラが出まくっているのではと疑っているのですが … それまで大丈夫だったものがうちに来たとたん壊れるっ(爆)。
で、そのせいかどうかは知りませんが、乗り出して気分良かったのも数回、突然、パパン、パパンッと。爆発するかとビビった…。

慌てて、何とか道路沿いの草むらに場所見つけて緊急停車。夫が保険会社と電話でやりとり。そしてレッカー車が来てくれるのを待っていました。

私は一緒にいるとイライラするので、(もういいかげん車にはウンザリしている)ちょっと離れた草むらの中の日陰に買い物袋を敷いて、そこに座って本を読んでいました。いつ何時何があってもいいようにいつも本は持ち歩いているのです。時間を潰せるように。禅ですね、禅。レッカー車だっていつ来てくれるのか分からないですから。

そしたら、道路でレッカー車を待っている夫が誰かと話し始めてる。草むらからチラ見するとリュック背負った外国人旅行者のよう。下手な英語で一生懸命説明している大きな声がこちらまで聞こていました。夫と英語でしばらくやりとりをしているようでしたが、「えええ~?」という夫の声とともに私を呼ぶ大声が。

「はぁ?」と草むらからもそもそ出ていくと、今度はその旅行者が「ええええ~?」と。
「何でこんなとこで、キモノ着た日本人に会うの~? 日本にいたって会わないのに~!!!」とひっくり返った声の日本語で。彼、日本人のバックパッカーだったのですね。

彼の方も、フランス人の夫の話す英語の中に、「えっと~」とかチラチラ日本語が混じっているので「???」状態だったようで。

何でも数週間前日本のTVでこの地方が紹介されていたそうで、キレイだったからついでに寄ってみたそうで。でも車道ばかりじゃ危なくてしょうがないから、林の中の歩道を探していたのだとか。夫が近くにあった家のおばさんに訊いてあげて、無事道を見つけられました。

彼と別れて、しばら~くしてからレッカー車がやってきて一番近いガレージに車を持って行ってくれました。部品がくるのが、たぶん、今日(火曜日)… これ、先週の木曜日の話。たぶん、ってことはまだかかるかもしれず。

帰りは家まで保険会社負担のタクシーで帰れましたけど(これだって1時間待ち。でもタクシーの運転手に早い方だって言われました。6時間待たされた人もいるとか)、さて、ガレージまでどうやって車取りに行こう…こんな田舎だとタクシーだってバカにならない料金だし。

っつ~か、車なしじゃどうにも動けないのですよね。はやくしてくれなきゃ困るし。

しかし、こんなド田舎の、たまたま止まった道路脇で、たまたま話しかけてきた人が日本人って…奇遇ですねぇ。

【追加】故障車、ガレージの方から電話があるはずなんですけど、そんなの当然(!)信じられないから、こっちから問い合わせ電話。そしたら、取り寄せた部品が間違っている~っ!!!!! ってことで…いつ車戻ってくるんや~っ!





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# by grandma2675 | 2016-07-12 21:16 | フランスの田舎暮らし